1. pupuruの特徴やサービス内容
レンタル実績15万件・幅広い品揃え・高品質低価格と、通信機器のレンタルと言えば名前が挙がる通信機器レンタル会社pupuru(ププル)です。業務用端末としてや、出張や旅行・イベント等・選挙活動などにおいても、格安パックやサービスを用意しています。
時代の波に合わせながら長きに亘るレンタル事業のノウハウを活かし、wifiルーターだけでなくスマートフォン・VR・クラウド翻訳デバイスなどの新しいレンタル商材を導入し、現在も実績を伸ばし続けています。
2. レンタル料金やサービスプラン
ププルでレンタルしているキャリアは、今のところau とSoftBankの2つで、wifiルーターも2台のみとなっています。
au | SoftBank | |
機種 | HWD11 | 501HW |
料金 | 1日/900円 1ヵ月/9,800円 |
1日/500円 1ヵ月/5,800円 |
通信制限 | 無制限 | 無制限 |
最大通信速度(下り) | 75 Mbps | 187.5Mbps |
現在はどちらもキャンペーン中で、auは通常1,000円/日のところ900円、SoftBankは通常1,000円/日のところ500円の料金でレンタルすることができます。SoftBankに関しては、月のレンタル料が通常9,800円ですが、キャンペーン期間中は5,800円でのレンタルが可能です。
au(HWD11)は、郊外や山間部に強く旅行や観光に適したwifiルーターとなっており、対応エリアを最も重要視する方にお勧めのwifiとなっています。
通信速度を重要視される方にはSoftBank(501HW)がお勧めです。
どちらもデータ通信容量は無制限ですが、SoftBank(501HW)最大通信速度が高いため、動画やビデオ通話を頻繁に利用する方に適しています。
尚、レンタル料金+往復配送料1500円・オプション任意(安心保障スタンダード・安心保障プレミアム・モバイルバッテリー)各料金がかかってきます。
レンタル方法・返却方法
ププルでレンタルする際、まず必要となるのが会員登録です。登録自体は無料ですが、レンタルするだけに手間となります。注文は、公式ホームページの申し込みボタンからwebのみでの注文となります。
返却方法は、同封されるレターパックに入れてポストに投函するだけなので簡単です。レンタル台数が3台以上の場合は、同封される着払い伝票を添えて各運送会社の営業所・コンビニ等での返却となります。
3.他社との比較
ププル wifiルーター |
A社 wifiルーター |
|
1日レンタル料 | 1,000円 | 460円 |
1ヵ月レンタル料 | 9,800円 | 6,630円 |
送料(貸出/返却) | 1,500円 | 1,100円 |
容量 | 無制限 | 無制限 |
どちらもSoftBankキャリアで、データ通信容量無制限のwifiルーターで比較してみました。レンタル料や送料など全体的に見て、ププルのほうが料金は高いといった印象です。
現在のププルはキャンペーン中で割かし安くはなっていますが、通常のレンタル料で比較するとA社の2倍となり、なかなか気軽にレンタルしがたいです。
料金は高いププルですが、電波環境に応じて最適なネットワークを自動選択できる・長時間利用できる大容量バッテリーを搭載しているなど、スペックは持ち合わせています。
32年の実績と信頼を背負い、用途に合わせた最適なプランを提供するププルならではの料金設定となっているのでしょうか。
4.pupuruでレンタルするメリット
レンタルする際、初回の会員登録は面倒ですが、公式サイトからweb注文で即日配達で簡単にレンタルすることができ、返却はポスト投函なので気軽に利用することができます。
ププルで取り扱っているWiFiルーターは2種類ですが、データ通信容量は無制限・対応エリアに沿って使用できる・高速通信など、高いスペックを持ったWiFiを取り揃えているので、電波の入りづらい地域やエリアに制限なく使用できます。
また、レンタル料金のキャンペーンやサービスなどが随時行われており、機関によってはお得にレンタルすることができるのではないでしょうか。
デメリットはあるのでしょうか?
法人の利用が多いためか、レンタル料が他社と比べると断然に高いことが第一のデメリットと言えます。今のところププルで取り扱っているWiFiは2種類しかないので、使いやすさや用途によってレンタルするには、お得さが大きく分かれてきます。
さらに、他社では1日ワンコインでレンタルできるところ、ププルでは割引サービス等がなければ1日千円のレンタル料がかかります。
月でレンタルするとわずかに安くはなりますが、デイリープランでレンタルするのであれば、他社を利用するほうがお得になります。
また、ププルでレンタルする際、有料ではありませんが会員登録が必要となり、注文する際に手間がかかります。
5.実際に利用してみたレビュー
ププルの中でも通信速度№1の501HWを実際にレンタルしてみました。レンタル前には、会員登録完了メール・注文受付完了メール・入金確認メールの3通が送信され、宅配を希望したため、各宅配業者から小包で配送されてきます。
中には、ポーチ・WiFiルーター・ケーブル・アダプタ・取扱説明書・トラブルシューティング・返却用レターパックが入っています。
ルーターやケーブル・アダプタ共に特に目立った傷もなく、綺麗に取り扱われていることがわかりました。
取扱説明書とトラブルシューティングは同じセットになっており、接続方法や繋がらない際の対処法が細かく記載されているのでとてもわかりやすいです。
表面には日本語・裏面には英語で表記されているため、観光や出張などでレンタルされる方にも簡単にWiFiを接続することができます。
WiFiの接続方法も、ルーターの裏面に書かれているIDとパスワードを入力するだけと単純です。バッテリーの持ちもよく、しっかりと充電されていたのですぐに使用を始められました。
返却方法も、専用ポーチにレンタル品を入れ、返却用レターパックに詰め込んでポストに投函するだけなので、余計な手間はかかりません。
入れ忘れがないかのチェック表や、レンタル期間がわかりやすく記載されており、返却を忘れることもないと思われます。
通信速度は速い?
ポケットWiFiの平均速度は、大体のものが10Mbps以下のものが多いようです。実際にスピードテストをしてみた結果、ププルの通信速度№1と言うだけに501HWは、平均を充分に上回り高速と表記されました。
インターネットはもちろん、動画も特に詰まりはなくスムーズに再生することができました。室内・室外によっては電波の影響が出てくるかもしれませんが、日常的に使用することには何も支障はありません。
仕事などで使用する際にも、一回に大量のデータをダウンロードしたりアップロードしなければ高速で繋げられるのではないでしょうか。
6.まとめ
テレワークや法人などを主に、スマホやVRなど様々な通信機器のレンタル品を取り扱っているププルの、WiFiルーターを実際にレンタルして調べてきました。
やはりデメリットと言えるのは、レンタル料金が高いというところです。月単位でレンタルする際の料金はそこまで高くは感じませんが、デイリーでレンタルする場合は特に高く感じます。
通信容量無制限や、通信速度が速いなどスペックを持ったWiFiをレンタルできるのはいいですが、種類も豊富ではないのでいまいち用途にこだわりを持ってレンタルすることができません。
また、初回レンタルする場合には会員登録が必須となり、手間がかかります。WiFi自体に問題があるわけではありませんが、WiFiをレンタルするのであればもっと安くて使いやすいところがあるかもしれません。